はじめまして、3歳の娘がいる看護師Sです。
ここゆいに入社して丸2年になります。毎日のびのびオンオフめりはりを持って働かせて頂いております。
先日アナ雪2の絵本を買いに本屋に行った際、以前お世話になった科の先生が本を出されていたのでご紹介させて頂きます。
精神腫瘍科とは他の病院にはあまり耳馴染みのない科ですが、簡単にお話するとがん患者さん専門の精神科の先生です。
人は病気、特に癌になってしまうと精神のコントロールがとても難しくなり、迫りくる死の恐怖に誰かの助けを求めたくなるものです。闘病している方は明日が来ることは当たり前ではありません。その日がいつ来るのか日々恐怖と闘っています。そんな時心の支えになってくれたり、一緒に悩んでくれたり、時には新しい発想を導いてくれる、そんな心のケアをしてくれる先生方です。
癌で闘病中の方ももちろんですが、健康な人がいつ病気になるかは誰も予想できないことです。だからこそ毎日を大切に生きて行きたいと思わせてくれるとても前向きな本です。 今病気で悩んでいる方、その方を支えている家族の方、その方を支え携わる医療者の方にお勧めできたら思います。