こんにちは。看護師のkです。
5月に入り、気温が上昇し暑い日が多くなりましたね。
今年の夏の気温は全国的に平年並か平年より高くなる予想。
との予報が出ていました。
先日NHKのWEB NEWSで
帝京大学医学部附属病院 高度救命救急センターの三宅康史センター長が
「誰も経験したことのない夏になる」として例年以上に熱中症に対する備えを徹底するよう呼びかけている記事を目にしました。
通常、体から熱を逃がすには汗をかく必要がありますが、上手に汗をかくには、暑さに徐々に慣れていく「暑熱順化」の必要があるそうです。
例年はこの時期から少しずつ暑さに慣れて、汗をかきやすい「夏の体」に変わるはずなのですが、
今年は「外出自粛」によって体が暑さに慣れにくくなっている上、マスク着用による体温の上昇などで、熱中症になるリスクが高まる懸念があるとの事です。
今年、夏休みを短縮して学校に通う予定の子供達や、体温調節の難しい高齢者の方は特に注意して頂きたいです。
COVID-19の感染者が気温や湿度などの環境の変化に応じて減るかは、まだわかりませんが
この先暫く外出時のマスク着用は続きそうです。
例年以上に万全な熱中症対策をして、今年の夏を乗り越えて行きましょう。